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マルチエフェクターは音痩せするのか

 

どうも、神田研司です。

ギター好きな方向けの話題ばかりですが、今日はマルチエフェクターについてです。

実際に触って確かめたものでないと評価できないので、話題に出てくるのは主にBOSSとZOOMの製品になります。※実際に買っているので独断と偏見ご容赦ください。

BOSS製品は、ME-20、GT-5,6,8,10は所有しました。(3と100は試奏のみ)

ZOOM製品は、G3x,G5,G5nと遍歴しました。

タイトルの問題、音痩せ(というか音質の変化)は、全部します。

というか、音質が変化しない機材なんて厳密に言えばないので、当然なのですが。

私の場合は、エフェクト云々よりもまず、通した素の音がどう変化するか、あるいはしないかが一番の関心事です。

BOSSもZOOMも本当に素晴らしいメーカーなので、きちんとセッティングすれば基本的に著しくおかしなことにはなりません。なったとしたら、よほど設定がおかしいのです。

そんな目線からいくと、この中で一番違和感なく使えたのは、、BOSS ME-20とZOOM G3xです。

この2機種は、マルチエフェクターというよりコンパクトエフェクターを繋いだかのような変化をします。いかにもマルチエフェクター繋いでる、という感じになりにくいんですね。

なのでリハなどではかなり重宝しました。プリセットの数やペダルの数など制約はありますが、音的にはオススメできます。

BOSSのいいところは、なんといっても堅牢性でしょう。

筐体はもちろん、液晶画面も傷つきにくく、厳しい環境でもへっちゃらな強さがあります。仕事で使うにはとても重要な部分ですね。

ZOOMは、ここ数年物凄く良くなっている印象があります。コスパでいえば断トツじゃないでしょうか。PCやMacとも連動してプリセットやエフェクトも簡単に管理できますし、時代にマッチしてます。

このあたりの使いやすさでは、BOSSより先を行っていると言っていいのではないでしょうか。

ただ一点、非常に残念というか、設計上やむを得ないのですが、エクスプレッションペダルをボリュームにアサインした場合、プリセットを切り替えるとその音量設定がリセットされてしまいます。(使用しているプリセット時にペダルで音量を小さくしていても、プリセットを変えた場合、ペダルに触れていないのにボリュームがMAXになってしまう)これがなかなか辛い。

(追記 2018年4月26日のファームウェアアップデートで解消されました。)

とはいえ、価格から考えたら両メーカーとも素晴らしい製品ですので、ぶっちゃけ好きなデザインや、フィーリングで気に入ったものを使えばいいと思います。ここまできたら好みの問題ですので。

レッスンでも音作りのレクチャーをしていますが、初心者の方にはあまりにもできる事が多すぎるかもしれないので、わかっている人に直接教わるのが早いかもしれません。

長くなりましたので、続きはまた次回。

現在 私が今使っているものを紹介したいと思います。

 

それでは、ごきげんよう。

カテゴリー: Blog Daily Gear

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