どうも、神田研司です。
サウンドシステムの構築をしていると、改めて感じます。
結局最後は自分の耳で判断するわけですが、そこを信じることができるかどうかだなと。
評判が良い機材だから、とか、誰かが良いと言っていたから、とか、手元でいくらでも情報が手に入る時代です。
でも、結局本当のところは実際に音を出してみないとわかりません。
誰かの言葉や、ビジュアルや、イメージに左右されず、最後は自分がいいと感じたものを信じることが出来るか。
それだけなんですよね。
一昔前に比べたら、良い機材はそれこそ巷に溢れてます。
もうこれくらいでいいだろうと、妥協することも簡単です。また妥協しても、それほど悪いものにはならないかもしれません。
でも、それでも妥協しないで突き詰めることができるかどうか。
そういうことが困難かつ、より大事な時代になったなと感じます。
情報の大洪水に、好みも趣味も、それこそ人格まで流されていきそうな時代になっているからこそ、自分自身の中に確たるものを持っているかどうかが大きな差。
道具ひとつの選び方にも、思想が表れます。スタイル、奏法、すべては表現。
それは生き方の問題ですね。
それではごきげんよう。
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