どうも、神田研司です。
弦間ピッチの疑問が自分の中で解消されたタイミングで、すぐにサドルが届きました。
Raw vintage RVS-108です。
早速交換してみました。
510TS-SF2オリジナルのスチールサドルから
RVS-108。
シンプルに、交換しただけでビジュアルが向上しましたね。
非常に大事なことです。(心の)テンションがあがります。
それではサウンドを比較してみましょう。
510TS-SF2
510TS-SF2+Raw vintage
いかがでしょうか?
ヴィンテージサウンドの風味を狙うのであれば、Raw vintageRVS-108を採用する効果は非常に高いです。スプリングRVTS-1と合わせて交換すると、サウンドは大きく変化しますね。サドルを変えただけの状態ですでにしっかりと振動を伝えているのがわかりました。
結論
・サドル交換はサウンドにかなり影響する。
わかってはいましたが、再確認することができました。
弦間ピッチの検証と併せて
・GE101TS+RVS-112
・510TS-SF2
・510TS-SF2+RVS-108
3通りの「ブリッジとサドルの組み合わせ」を試すことができました。
どれも精度の高いパーツなので、性能に問題はありません。好みで選べば良いと思います。
個人的な感想としては、510TS-SF2+RVS-108の組み合わせが、性能とヴィンテージ感のバランスが良く、気に入りました。
トラディショナルスタイルながらGE101TSの安定した性能にも驚かされました。適切なセットアップをすると、激しいアーミングでもチューニングが狂わないんです。大きなイナーシャブロックからくる豊かな響きも素晴らしい。ヴィンテージ志向のハイエンドギターに採用されるのも頷けます。
いかがでしたでしょうか?小さなパーツですが、大きな変化をもたらす重要な部分であることがよくわかりましたね。
デジマート地下実験室でより詳細な検証をしていますので、興味のある方はご覧ください。手間暇を考えると、本当に頭が下がります。
次はいつになるかわかりませんが、ペグの違いによる音の変化について検証してみたいと思います。
それではごきげんよう。
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