どうも、神田研司です。
このところいろいろありまして、新しい音像を構築するのに没頭していました、というか今もしています。
過去の偉大な先人の音作りを研究する過程で、当時の機材の持つ音を実際に体感してみたくなり、古い機材を手に入れてみたりしてました。
これはROLAND DIGITAL DELAY SDE-3000です。
音を出してみると、アナログかと見紛う、もとい聴き間違えるかというくらい太くて温かい音がします。現在の機材とは音そのものの質感が違います。
この時代(80年代)で、すでに4,000mscのディレイを実現していたのですから凄い。
音作りの大きな刺激になります。
しかし音は難しいですね。たとえ一般的に良いといわれる(実際に心地よい)音でも、気持ちを乗せることが出来ない音もあります。
他の方が演奏している分には気にならなくても、自分が演奏するとなるとストレスになってしまうこともあります。
途方も無い試行錯誤を繰り返して、確固たる音を作っていらっしゃる偉大な先人達に思いを馳せながら、ひたすら音と格闘する毎日なのでした。
それでは、ごきげんよう。
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