コンテンツへスキップ →

Fractal Audio Systems 機材の比較 ファームウェア編

どうも、神田研司です。

いよいよFM3の予約が開始されました。

Fractal製品としては比較的手が出しやすい価格帯ということもあり(それでもかなり高額ではありますが)購入を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

以前に搭載されているDSPの比較をまとめましたが、今回はファームウェアについてまとめておきたいと思います。アップデートの頻度が凄まじいことで有名なFractal製品ですので、2020年8月現在のまとめとなります。

【ラックタイプ】

FXⅡシリーズ(無印、MarkⅡ、XL、XL+)2U

Firmware Ares v1.03 Zip Archive—Mar 28, 2019

FXⅢ(現行フラッグシップ)3U

Firmware Ares v13.01 Zip Archive—August 14, 2020

【フロアタイプ】

AX8

Firmware Quantum 10.01 Zip Archive—Sep 11, 2018

FM3

Firmware Version 1.05 Zip Archive—July 2, 2020

FX8シリーズ(FX8、MarkⅡ)

Firmware 5.03 Zip Archive—Jun 29, 2017

※FX8は他のモデルと違い、アンプモデリング機能はありません。エフェクトのみとなっています。用途が違いますので、ご注意ください。

FXⅢへの移行時に、ファームウェアがQuantumからAresへとバージョンアップしました。その後、アンプモデリング部分のみ、FXⅡシリーズにもAresが入ったようです。DSPパワーの比較と合わせてご確認ください。

かつてのセミナーで、FXⅡとAX8ではサウンド処理のアルゴリズムが若干違うとの発言がありました。そこからの推測ですが、FM3もFXⅢとはアルゴリズムが違うと予想されます。

実際に音を出してみた感想として、ライン出力で演奏する際の音の感触は、FM3はFXⅢよりも弾きやすく感じる方が多いのではないか、という印象でした。無論そのあたりは個人差がありますので、気になった方はぜひ実機を触ってお試しください。

参考になれば幸いです。

それではごきげんよう。

カテゴリー: Daily

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です